慌ててアカウント更新

この日の日記で書いたが、こっちに来てすぐもらった哲学科のアカウントは削除されている。が、実は僕はもうひとつアカウントをもっている。上の編集者からのメールを見た後で、このアカウントが9/30付けで削除されるのに気付いた。おかげで、えらく慌てる羽目に。
なぜもうひとつアカウントをもっているのかと言うと、これは話せば長い話になる。実は、哲学科のアカウント(@philosophy.rutgers.edu)は、大学内でのwifi接続や、図書館のオンラインアクセスに使えず、さらには哲学科以外のコンピューターにログインすらできない。そのためには大学全体のアカウント(@rci.rutgers.eduないし@eden.rutgers.edu)が必要。これは去年の夏あたりに変更があったらしく、去年の秋、Susanの悩みの種だった*1。ところが僕は、それが決まる前にゲストアカウントを申請していた。これがまた、SSNを記入する必要があったり(もってない)、本人は知らないビジター管理番号を記入したりする必要があったり、やっかいな代物だったんだが、なんとかうまくアカウントを作ることができた。そしてこれは毎年度の9/30にしかexpireされない。哲学科に行かないと使えないアカウントより、取得が大変とは言え、こっちの方がよっぽど便利な訳だ。

慌ててアカウントの更新手続きを確認する。要は、作成するときと同じことをすればいいらしい。問題は、(1)受け入れ先の教授(sponsor)が記入する箇所が半分以上あるので、Tedにアポイントを取らないといけない。それと、(2)作成した申請書はFAXしないといけないけど、うちにはFAXがないので、誰かに代わりに出してもらう必要がある。とりあえず、申請書を印刷して僕が記入するところを埋める。その後、Tedにメールを書いて、緊急だけどちょっとだけ時間を割いてもらえないか聞いてみる。

これをやってたのが夜中の2時から4時にかけて。その後、いろいろしてたら明るくなったころに眠くなって寝る。すると、10時半にTedから電話が。今日は2時まで自宅にいるから、直接来てもいいし、それ以降でも数分時間を割くぐらいは問題ないとのこと。素晴らしい。これで手続きが間に合わないことはなさそうだ。ちょっと考えて、1時にTedのうちに行くことに。ちなみに、彼の家までうちからあるいて10分ちょい。

Tedはさくっと書類をつくってくれた。あとは学部長のサインもいるんだが、これはSusanがなんとかしてくれるだろうということで、この足で哲学科に行くことにする。ついでに、翻訳の話もちょっとしてみたり(特にタイトルの意味とか)。最後に、日本語版への序文を催促して、Tedのうちをおいとまする。

哲学科につくと2時前。Susanに学部長のサインを処理してもらって、FAXの件をお願いしてみる。すると、Undergraduate担当のMercedezの部屋にFAXがあって、そこでやってくれるらしい。ただ、彼女はまだランチ中だったので、哲学科の図書室で時間をつぶす。AnalysisにBerit Brogaardが現在主義の論文を書いてるのを見つける。これは、今後使えそうだ。そうこうしてるうちに、Mercedezが戻ってきたので、FAXをお願いする。これで更新手続きは完了のはず。来年の9/30まで、日本にいてもRutgersの図書館にアクセスできるぞ。しめしめ。

うちに帰ったら、思いのほか疲れていたらしく、また寝てしまう。そもそもちゃんとした時間に起きたんでもなかったし、別にいいかなと思ったんだが、これが裏目に。

次の記事に続く。

*1:最終的には、ビジター全員をサマースクールの学生と同じ扱いにして期限付き学生アカウントを出すことになった(はず)。