Word Perfectとの戦い

昨日Tedと会ったときに、例の翻訳に使うために図のデータをもらえるかどうか聞いてみた。例によってこころよくOKをくれてすぐさまパソコンに向かったと思えば、オリジナル原稿を開き始めた。オリジナルはWord Perfectだったのか。しかも図もWord Perfectで書いたとか。TedはいまではLaTex使いだけど、転向したのはたったの一年半前らしい。

ところが、これが曲者。まずはWord形式に変換しようとしたが、なぜだかダメ(0%から進まない)。それでも、HTMLで書き出せばGIFに変換したデータが手に入ることは分かった。ただ、Word Perfectなんて僕はもちろん持ってないので、この作業をどうやって行うかが問題になった。すると、Tedが、前のラップトップはもう使ってないから(MacBookProを買ったからかな)貸してもいいよと。ちょっと考えたが、これは借りるのが一番手間もかからないし、迷惑にもならないと思って借りることにした。

その日の夕方、Tedが出かけるついでにうちに寄ってラップトップを持ってきてくれた。それも、わざわざ僕のアカウントをつくって、ファイルを僕用にコピーしてくれたとか。彼は本当にとても親切だ。

せっかく手元にあるわけだし、GIFよりももっとオリジナルに近い形式にならないかなといろいろ試してみた。とりあえず図だけを保存する方法を発見。wpgという拡張子のファイルができる。これはPowerBookにバンドルされてたGraphic Converterでも開くことができるはずだが、実際には新しい形式ですとか言われて開けない。たぶんベクターデータが含まれているからだろう。これだけのためにお金を払う気はしないので、フリーウェアでなにかあればいいんだけれど。

しかしまあ、オリジナル原稿を見てるといくつか発見がある。たとえば、省略された段落をいくつか見つけた。他には、Tibblesは実はカラーで描かれていたし、立体的に書かれてる図もあった。こういう細かいところに凝るのも彼らしい。