次の翻訳

だいぶ前に書いたと思うが*1『四次元主義の哲学』に引き続き(というか平行して)これの翻訳をやっている。これまでは『四次元』の作業やら非常勤の準備やらでなかなか時間がとれなかったけれど、年内の授業も終わり、いまの仕事はこの翻訳がメイン(「翻訳ばっかりやって、そんなヒマがあればもっと論文書けよ」とか言わない!)今日はなかなかはかどったので、この調子なら下訳が完成するのも遠くなさそうだ。もっとも、下訳ができてからが長いということは『四次元』で思い知らされたことのひとつ。まだ先は長い。

ところでこの本、『四次元』に較べれば格段に読みやすく、訳してても楽しい本なんだけれど、言葉遊びが多いのが曲者(特にTedが書いた章)。最終的にどこまで日本語にできるかなあ…。いずれにせよ、各章の最後にある「Further Reading」なんてそのまま訳しても意味ないので、日本語版をどういう姿にするのか、早めに決めておいたほうがいいんだろうな。

*1:ふと探してみたらあっさり見つかった。ここ