応用哲学会へ行ってきた

気がつけば、また三ヶ月ぶりの更新とかになってますが、みなさんお元気でしょうか。

前置きはさておき、この土日は応用哲学会の第一回年次研究大会へ行ってきた*1。参加者も予想以上に集まり、懇親会の雰囲気も和気あいあいとして非常に良く、生まれたての学会としていい出発になったと思う。個人的にも、とても楽しかった。

さて今日は目玉の公開シンポジウム。パネリストに茂木健一郎を呼び、テーマはなんと、「これが応用哲学だ!」*2

このシンポジウム、当初はいろいろと不安もあったんだけれど、茂木健一郎の発表も決してお仕事という感じではなく、言いたいことを言った感じで非常に良かった(まあ、内容はあれだけど)。パネリストの三人が向かった結論も非常に納得できるものだった。やっぱみんなそう思ってるんだよね。

シンポジウムを聞いててひとつ思ったのは、哲学者に求められているのは、シンポジウムで言われたことに加えて(←ここ重要)、問題に「ガオー!」*3っとかじりつく、熱意というかパワーのようなものもあるんじゃないかと思った*4。つまり、今日のパネリストの一人でもある森岡正博による例の流行語を使って言えば、応用哲学者=肉食系哲学者ということかなと(笑)。

まあ、個人的には、こういう心構えでしばらくやってみようかなと思う。僕の本名を知ってる人なら分かると思うけど、名前にも合ってるし(笑)。

*1:というか、昨日は司会もあったので行かないわけにもいかなかったんだけれど。

*2:いずれyoutubeに上がるらしいので、上がればリンク張ります。

*3:これは司会の戸田山先生の表現(ちなみにポーズ付き)。

*4:というか、茂木健一郎は、それを求めてる気がした。