Rutgersの記事

例によってLeiter Reportsをチェックしてたら、最近の若者は哲学専攻を選ぶ傾向にあるというニューヨークタイムズの記事が紹介されていた。ちなみにJason Stanleyのポスト。読んでみたら、Rutgersの話。これはJasonの宣伝かい?(笑)

冒頭の黒板の前でしゃべってる兄ちゃんの写真。これは明らかに哲学科のセミナー室だ。懐かしい。その下の写真に写ってるのは学部生の授業をする部屋かな。ここはあまり縁が無く、John HawthorneのセミナーがJohnのスケジュールの関係で曜日をずらしたことが一度だけあり、そのときにほかの授業と重なってしまったのでこの部屋でセミナーが行われたことがあった。そのとき入ったことがあるだけだな。でも、建物に入ってすぐそこの部屋なので、毎日のように通り過ぎたな。「Philosophy of Japanese Films」とか謎の講義が行われていたのを思い出す。あれはいったい誰が講義してたんだろうか。聞いておけばよかった。記事中でも、Barry LoewerやらFrances Eganやら、当時何度も見た人の名前が挙がっている。

記事の内容も、具体的な数字が挙げられていたりしてなかなか説得力があり、日本の大学関係者にもぜひ読んで(そして哲学者をいっぱい雇って)ほしい内容になっている。納得できないのはただ一点。インタビューされた学生がこう言っている:

“It’s good for getting girlfriends.”

それだけは無いな。残念ながら。実際アメリカでもそうなんじゃないかな。詳しくは知らないけど。