今日のKit Fineセミナー

このセメスターはRutgersで面白そうなセミナーがないので、Tedと相談してNYUのKit Fineのセミナーに出ることにした。で、今日が一日目。
10分ほど前に行ってみたら、セミナー室ではMichael Strevensが授業中。なんか間違ったかなと思いつつしばらく待ってみたが、終わる気配無し。で、思い切ってKit Fineに直接聞いてみることにした。

NYUの哲学科のてくてくあるいてひとつひとつ研究室の持ち主の名前をチェック。NagelとかFieldとかSchifferとかUngerとか見てるだけで緊張してくる。Fineの部屋は一番端っこにあった。ドキドキしながらノック…。なんだかむちゃくちゃな英語を喋ってしまったが、にこやかに対応してくれた。本物のKit Fineはとてもにこやかで丁寧な人だ。で、部屋はやっぱりあの部屋であっていて、休憩時間がないだけらしい。こうなるのはいつものことだとか。

その後、セミナー室の前で待ってるとだんだん人が集まってくる。だいぶ集ったところでちょうどStrevensもセミナーも終わり。出る人と入る人でわらわらとなる。思ったより人が多く、席を探すのが大変だった。

このセミナーもRutgers同様、他のFaculty memberが出席してる。よく喋ってたのはHartry FieldとかPaul BoghossianとかJ. David Vellemanとか。例によってすごいメンバーだ。で、テーマはResponse-Dependent Concept。正直、聞いたこともなかったが、話を聞いてみるとなかなか面白そうだ。ま、すっきり頭に入った訳ではないのでここで説明なんか到底できないが、来週からも楽しみ楽しみ。

このセミナーにはRutgersからGabe Greenbergが来てたので、終わってからちょっと話をする。GabeとはJasonのセミナーでちょっと話をしたこともあって顔見知り(とは言え、たぶん僕の名前は知らないと思うが)。GabeはStrevensのセミナーも出てたし、明日のFieldのセミナーも出るらしい。お前はどこの学生やねんと思ったが、まさにこれが大学が多い地区で院生をすることのメリットだよなあ。東京でも、慶應のゼミに都立や東大の院生が出てたり、慶應の院生が都立のゼミに出てたりしてたのを思い出した。