あとで消すかも

書いていいのかどうか分からないが、あまり噂もされていないようなので書いておく。
関西の方にある某私立大学のKという教授が、関西にある某出版社から出した本。これは五章構成なんだけれど、そのうち二から四章が、とある論理学の教科書からの翻訳らしい。この本、たまたま以前にウェブで見かけていたんだけれど、タイトルの割には教科書然とした目次にあきれた記憶がある。経歴を見ると専門は中世で、比較的最近になって論理学に手を出したらしい。実績があればこういう本を出してもいいんだね、と思ったものだが、どうやら実態はそれ以下だった模様。

個人的には内容のない本だと思っていただけに、この本をアマゾンやグーグルで調べても誰も突っ込んでいないのが不思議。むしろよく頑張った的な評価が目立つ。翻訳だけに内容はしっかりとしていたんだろうか。最初っから翻訳で出していればよかったのに。

もうちょっと毒を含んだことを書くつもりだったけれど、この話を教えてくれた人に迷惑がかからないように、この程度にしておく。