科学哲学

ひょんなことで梅田の紀伊国屋に行った。哲学・思想コーナーは相変わらずだったが、パソコン雑誌コーナーの向かいに「科学哲学」というコーナーができていた。「科学哲学もここまでメジャーに…」と思ったが、よくよく見ると、そのほとんどは科学解説系読み物と医療倫理。もちろん、伊勢田さんの『科学と疑似科学の哲学』、戸田山先生の『科学哲学の冒険』、小林先生の『科学哲学』などはばっちりそろっていたが、周りに比べると、なんとも影が薄い。しかしまあ、一般の人が『科学哲学』という言葉からイメージするのはこのへんなのかもしれないと思った。